いま、鉄道関連の信号設備工事を担当しています。
いわゆる“信号機”というイメージの設備だけでなく、ATS（自動列車停止装置）やATC（自動列車制御装置）、レールを転換する「電気転てつ機」、人々の安全を守る「踏切装置」や「ホームドア」など担当分野は幅広く、いわば列車運行管理システムの設備全体に関わっています。

一つひとつの仕事がカスタムメイド

例えば、ある駅で「システムを更新したい」とご要望があると、社内チームを結成して、どんな設備をどこに設置したらいいかを検討。工事図面が完成すれば、各種設備を仕入れ、工事計画を立て、その予定通りに工事が進んでいるかを見守っていきます。
この仕事がおもしろいのは、ひと口に設備工事といっても鉄道会社や各現場によって求められる条件が大きく異なる点です。いわば一つひとつの仕事が“カスタムメイド”なので、機械・電気分野のものづくりで活躍したい人には大きなやりがいがあるはずです。また、自分が手がけた設備によって列車が正常に運行し、人々の安全・快適を守るという公益性の高さも魅力的ですね。

チームワークを何より大切に

決してミスが許されないだけに、職場の雰囲気は“元気に・明るく・ハキハキ”です。チームワークを何より大切に、わからないことはその場で解決し、あいまいな点を残さない姿勢を徹底しています。だから「鉄道設備のことは何も知らなくて」という新入社員も当社でなら成長できますよ。専門性の高い仕事なのでリーダーになるには10年が目安となりますが、そこまで頑張れば会社にとってかけがえのない人材に成長しているはずです。

鉄道という事業フィールドが大きな魅力

また、当社は創業50年以上で全国のほとんどの大手鉄道会社と取引があります。鉄道という決してなくならない分野を事業フィールドとする安定感も大きな魅力だと思います。
私自身も今後さらに頼られるリーダーとして日本の鉄道網の安全・快適に貢献していきたい。そして、次世代の皆さんに伝承していきたいと考えています。